手話言語条例に関する学習会2022(2023年2月11日開催)

 2023年2月11日(土)午前、坂戸市文化施設オルモにて、手話言語条例に関する学習会を開催しました。前日が雪になってしまい開催の判断が厳しい状態でしたが、天気も味方してくれて当日は青天で、市町村聴覚障害者団体、手話関係者、行政関係者など107人が集いました。
 まず深谷市聴覚障害福祉協会より「深谷市手話言語条例プロジェクトの取り組み」、越谷市聴覚障害者協会より「越谷市手話言語条例制定・制定後の取り組み」、鶴ヶ島市手話言語条例検討委員会より「鶴ヶ島市手話言語条例の制定を目指して」をテーマに基調報告を頂きました。そして、基調報告をしてもらった3人がパネラーになり「手話言語条例への取り組みと課題」をテーマにパネルディスカッションをしました。
 最後に、手話言語法制定推進・手話言語条例委員会より、当委員会の取り組みと学習会の総評を行い終了しました。

手話言語条例に関する学習会(2021年11月21日開催)

 2021年11月28日(土)午前、埼玉県障害者交流センターにて、手話言語条例に関する学習会2021を開催しました。新型コロナウイルスのこともあり、市町村聴覚障害者団体、手話関係者、行政関係者など43人が集いました。
 まず手話言語法制定推進・手話言語条例委員会から、手話言語条例制定状況、条例制定後の状況などの報告を行い、吉川市、三郷市、入間市各地域の代表者から、「吉川市手話言語条例の取り組みについて」、「三郷市こころつながる手話言語条例の取り組みについて」「入間市手話言語条例の取り組みについて」をご報告いただき、最後に、意見交換や質疑応答などを行いました。
 最後に、手話言語法制定推進・手話言語条例委員会より、当委員会の取り組みと学習会の総評を行い終了しました。

手話言語条例に関する勉強会(2015年1月24日開催)

 2015年1月24日、北本文化センターで「手話言語条例に関する勉強会in埼玉〜ろう教育の未来を考える〜」が行われました。県市町村の行政関係者、教育委員会、議員を含め約400名ほどの参加者が集いました。

 今まで手話言語条例に関するシンポジウムや手話言語法に関する勉強会を行い、理解を深めて来ましたが、今回の勉強会では、教育分野を中心としたテーマで勉強会を行いました。

 全国初手話言語条例が制定された鳥取県での、教育についての取組みを鳥取県教育委員会特別支援教育課長の足立正久氏に講演をして頂き、そして聞こえない人が子どもだった頃の体験談を上映し、手話を使って学ぶ環境の重要さを訴えました。そしてシンポジウムでは、埼玉県教育局、大宮ろう学園校長、坂戸ろう学園校長、大宮ろう学園PTA会長、保護者、当協会理事が意見を出し合い、成功に終える事ができました。

 この勉強会がきっかけとなり、埼玉県内のろう教育に対する認識や変化が出る事を期待し、埼玉県手話言語条例を目指していきます。

 寒い中、たくさんの出席をありがとうございました。

手話言語条例に関するシンポジウム(2021年12月24日開催)

 2021年12月24日(火)「手話言語条例に関するシンポジウムー埼玉にも手話言語条例をー」を埼玉会館大ホールで開催しました。埼玉県内の行政をはじめ、聴覚障害者団体、障害者、記者、手話関係者など約960人が集まりました。また全国初の手話言語条例が制定された鳥取県、大雪が降っているにも関わらず、青森県から応援に駆けつけて下さった人もいます。師走の中、たくさんのご参加をありがとうございました。
 鳥取県の平井伸治知事が「鳥取県から手話革命を!〜鳥取県手話言語条例の制定〜」を講演し、シンポジウムでは、ファシリテーターの全日本ろうあ連盟の久松三二事務局長が進行し、全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長、埼玉県の上田清司知事、鳥取県の平井知事、衆議院議員の清水誠一氏、枝野幸男氏、輿水恵一氏、そして当協会の小出理事長が出席しました。
 小出理事長は「手話は私たちにとって生きる力だ。」とお話し、ふれあいの里どんぐりや、情報センター、老人ホーム「ななふく苑」建設運動など埼玉のろう運動を紹介しました。
 埼玉県の上田清司知事も、「埼玉県知事の上田です。」と手話で挨拶され、このシンポジウムが、手話は言語であるという共通認識を大きく広がる機会になれば。」と語りました。
 埼玉として、当たり前の社会を目指すために、埼玉の手話言語条例を取り組んで行きます。
 来年のクリスマスイブに、良いプレゼントが届きますように。