表紙(1ページ)

未来を変えたいあなたがいる
一般社団法人埼玉県聴覚障害者協会 入会ご案内
Saitama Association of the Deaf
※イラストイメージについて
緑色、赤色、青色、黄色、紫色、金色の手が重なるように並べています。これは、人種、聞こえない、聞こえる人など様々な手が繋いでいることを表し、みんなで一緒に未来を変えて行こう!と願いを込めています。
また、特定な人だけのパンフレットではなく、全ての人向けに作成しています。
メッセージ(2~3ページ)

未来を変えたいあなたがいる
病院や学校、講演会、スポーツ大会等、どこでも手話通訳がいる
ろう学校で手話を使って授業を受け、勉強の内容がわかる
テレビには字幕、そして手話での解説がついているので内容がわかる
自分で自動車を運転して、どこへでも行くことができる
手話で語り合える老人ホームで安心した生活ができる
今の生活はいかがでしょうか?
長い間、差別を受け、社会から排除されてきました。私たちの第一言語である手話はみっともないもの、恥ずかしいものとされてきました。手話通訳者派遣制度、ろう重複入所施設建設運動、ろう教育の進展、運転免許の取得や民法11条の改正、埼玉県手話言語条例の成立など、奪われてきた人権の確立を目指して活動してきました。
しかし、あたりまえの社会には、まだ到達していません。
「こういう社会になったらいいな」と思うあなたがいます。
少しでも未来を変えていきたい私がいます。
共に未来を創り、さまざまな人と共に、手話で生きることのできる社会を目指していきましょう。
協会の活動(4ページ)

「聞こえなくても、あたりまえの社会を」の信念を持ち、
会員一人一人の声を大切に活動をしています
青年部
次世代を担う若い人が集まり、デフレクリエーションなど情報交換会や意見交換会、研修旅行を行っています。ろう学校学生に対しては、学校訪問や説明会などでの交流を通じて、次世代育成の活動を行っています。
女性部
聞こえない差別、女性であることの差別という二重の差別を受けている女性の悩みや、子育て、健康など意見を話し合い、互いにアドバイスをもらいながら活動しています。
中途失聴・難聴者部
中途失聴者や難聴者が集まる全国の聴覚障害者団体で唯一の部です。中途失聴・難聴者の理解拡大、自覚を促進するため手話学習、福祉機器の活用に関した研修を行っています。また交流の場を設け、情報交換を行い、問題の解決を進めています。
高齢部
高齢聴覚障害者の生活実態問題を捉えて、いきいきとした生活を送るための交流を行い、情報交換や提供などをしています。また日帰りツアーを開催するなど、生活が豊かになる活動をしています。
協会の活動(5ページ)

ろう者スポーツ
スポーツ委員会を中心に11競技の部がありスポーツを通して楽しく交流しています。各競技の技術向上のために関東大会、全国大会などに出場しています。また、ろう者のオリンピックである「デフリンピック」への啓蒙活動を行っています。
聴覚障害者大会
大きなイベントとして毎年、聴覚障害者大会を開催し、約1,000人が集います。式典では永年の活動や年間の活動など貢献した人に表彰をしています。またアトラクションなどを催し、会員の交流の場になっています。
ろう教育の発展
ろう教育また聴覚障害児教育の改善に向けて、ろう教育関係者などとの協議及び検討を行い、ろう教育の発展を図っています。
福祉・労働環境の向上
聴覚障害の福祉や労働環境について情報交換などを行い、向上を図るとともに、ろうあ者相談員、職業安定所の手話協力員との連携を高めています。
手話の普及・指導
手話言語条例に伴い、手話の普及活動や、手話指導のための研修会を開催し、地域活動への支援を行っています。また、情報通信技術を活用した情報コミュニケーションへの活用提案など活動をしています。
広報活動
私たちの活動や手話、課題などを情報提供をするため「埼玉ろう者新聞」を毎月発行しています。またホームページで情報を発信し共有化を図っています。
医療
医療従事者の聴覚障害者への合理的配慮について理解・啓蒙を図るために「医療機関向け啓蒙パンフレット」を作成し、病院、医院、薬局やドラッグストアなどに配布しています。
防災
大災害時の聴覚障害者への支援方法や支援体制を確立し、災害時の支援活動を行っています。
協会の概要(6ページ)

埼玉県聴覚障害者協会は県内の市町・広域ろう者協会を擁する埼玉県のろう者団体です。
上部に関東ブロック組織の「関東ろう連盟」があり、その上に全国組織である「一般財団法人全日本ろうあ連盟」があります。当会は県内だけでなく、関東や全国と結びついた運動と幅広い交流を広げています。
組織委員会は、青年部や女性部、高齢部、中途失聴・難聴者部、スポーツ委員会、東西南北連絡委員会をまとめる役割を持っています。会員の声を受け止めながら、各部を超えた連携を図り、会員拡大、活動者の育成、東西南北連絡委員会を通しての情報交換などを行い「ろう者集団」と「地域の聴覚障害者団体」の機能性を高めています。
そして聴覚障害に対する理解の広がりや福祉の向上が変化してきた今、聴覚障害者の権利や福祉、文化、情報・コミュニケーションなど各分野の専門に対応する委員会を編成しています。
※組織図が入ります。組織については別ページ参照
スポーツ委員会
野球部、卓球部、バレーボール部(女子)、陸上部、サッカー部(男子)、テニス部、ボウリング部、ソフトボール部、バドミントン部、バスケットボール部、フットサル部
高齢部
ゲートボール部、グラウンド・ゴルフ部
教育・文化委員会
将棋部、写真部
特別委員会
手話言語法制定推進運動埼玉本部、手話言語条例委員会、購読会員拡大委員会、埼玉の手話DVD制作委員会、埼玉聴覚障害者災害救援本部、埼玉聴覚障害者防災プロジェクト、埼玉聴覚障害者医療プロジェクト、購読会員拡大委員会、埼玉の手話DVD制作委員会、その他
理事会:毎月第3土曜日
県東連絡委員会・県西連絡委員会・県南連絡委員会:毎月第4月曜日
県北連絡委員会:毎月第4木曜日
協会のあゆみ(7ページ)

1952年(昭和27)埼玉県ろう者協会創立
1958年(昭和33)「埼玉県ろうあ協会」に改称
1974年(昭和49)埼玉県専任手話通訳者派遣事業開始、「埼玉ろう者新聞」創刊
1976年(昭和51)埼玉県知事選挙に手話通訳が付く
1990年(平成2)埼玉県障害者交流センター開所、ろうあ協会事務所が開設
1991年(平成3)「ろう重複者入所施設の建設に向けて」運動表明
1994年(平成6)社団法人の認可「埼玉県聴覚障害者協会」に改称
1996年(平成8)「ふれあいの里・どんぐり」開所
1997年(平成9)全日本ろうあ連盟創立50周年記念・第45回全国ろうあ者大会を埼玉で開催
2001年(平成13)ろうあ老人ホーム施設建設運動の開始
2002年(平成14)聴覚障害者情報提供施設の早期建設を願って県庁にデモ行進
2008年(平成20)埼玉県教育委員会に対し「ろう学校名称存続」を要望
2012年(平成24)埼玉県聴覚障害者協会創立60周年
2015年(平成27)一般社団法人の認可
2016年(平成28)埼玉県手話言語条例が施行
2018年(平成30)第52回全国ろうあ者体育大会を埼玉で開催
共に未来を創って行こう!(埼玉カラーの3人)
会員について・加盟団体・連絡先(8ページ)

会員について
会員区分は、正会員(単独・同居)、シニア会員(単独・同居)、学生会員、賛助会員になっています。また正会員、シニア会員、学生会員は各市町・広域聴覚障害者協会に所属する必要があります。賛助会員は聞こえる人、また県外在住を対象とし、協会の目的に賛同した上で賛助会員になります。
加盟団体
http://sai-deaf.org/gaiyo/shibu/
連絡先
一般社団法人埼玉県聴覚障害者協会
〒330-0046 埼玉県さいたま市浦和区大原3-10-1埼玉県障害者交流センター内
ファックス:048-825-0774 電話:048-824-5277