年頭のごあいさつ

koide2015一般社団法人埼玉県聴覚障害者協会
代表理事 小出 真一郎

あけましておめでとうございます。
皆様には、輝かしい2015年の新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

国の動向に目を転じてみますと、昨年4月1日から障害者総合支援法が実施され、6月19日障害者差別解消法(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)が成立しました。そして12月4日参議院本会議において障害者権利条約の日本批准が可決・決定し、今年2月、条約が発効することになりました。
また、鳥取県では、国に先駆け10月8日に全国で初の手話言語条例が制定されました。聴覚障害者を取り巻く国や全国の動きを見つめながら、埼玉でも2013年12月25日、埼玉会館において「手話言語条例に関するシンポジウム」を開催し延べ970名が集いました。
さらに2014年7月22日には「手話言語法とは何?」をテーマに勉強会を開催しました。県と市町議員及び市町の行政担当など400名超える参加者が学び合いました。 この成果として、現在、国に求める「手話言語法の制定法を求める意見書」が県と市町議会に全て(100%)で採択されました。協会会員及び埼通研会員、サークル会員の皆さんによる素晴らしいチームワークが出来ましたことを厚く感謝申し上げます。
そして、2014年12月12日全日本ろうあ連盟主催で「手話言語法制定を求めるパレード12・12」が行われ、約700人を超える参加者が集まりました。今後も「手話言語法(仮称)」の制定を求める運動を、さらに全国津々浦々に広げ取り組んでいきます。 また、2014年11月24日加須市で埼玉県聴覚障害者協会創立62周年記念大会が行われた際、埼玉県の手話言語条例を目指す「特別宣言」(埼玉ろう者新聞12月号参照)の決議文が大きな拍手で採択されました。
60年以上もの間、変わらない信念を持ち続けた先人のろう者に感謝の意を表すとともに、ろう者の生きる力となる手話をいつでもどこでも使用できる環境の整備を求め、手話が言語であると明記した「埼玉県手話言語条例」の制定へ取り組んでいきます。 今年も“ろう”としての誇りを持ち、“仲間”との連帯を深め、「元気で明るい社会」の明日に向かって、一人一人力を合わせて頑張って行きましょう。
最後になりますが、皆様のご多幸を祈念して年頭のごあいさつといたします。

2015「手話は生きる力」

2015年1月1日